【2022夏最新】ファン付きウェアが神すぎた件【熱中症対策】

空調作業着のメリットとデメリットは? 現場の”声”からわかる魅力

 みなさんは暑さ対策してますか? ――ここ数年、日本では気象異常が頻発していますね。今年の6月末、例年にない熱波で連日猛暑日になったことは記憶に新しいですね。気象庁の発表では今年は例年より暑くなる予想が軒並み高いとされており、熱中症対策が急がれるところです。

 8月17日、東京都は16回目の猛暑日となり歴代最多を更新しました。

気象庁
 全国の気温などに関する予想は こちら

 暑さ対策の基本といえば『エアコン扇風機』。ですが、これを外出時に持ってくわけにもいきません。外出時は帽子日傘などを常備し、水分補給も欠かさないとなると、毎日の出費がやや辛くなるかもしれませんね。今回はそんな問題を解決してくれるかもしれないオススメの暑さ対策グッズを紹介します。

これまでの常識を覆す新しい”外出時の暑さ対策”

 アナタは『ファンが付いた作業着』をご存知ですか? ――空調作業着、ファン付きベスト、クールウェアなど複数の名称がありますね。『空調服®』が商標登録されているので使えないという大人の事情ですが、企業により呼び方は様々です。このブログでは『ファン付きウェア』で統一しましょうか。

 テレビなどでも紹介された有名な作業服ですね。しかし、アナタはテレビで見た時こんなイメージを抱いたのではないでしょうか?

<strong>Aさん</strong>
Aさん

暑いのにジャケットを着るの? よけい暑くなるじゃん

<strong>Bさん</strong>
Bさん

風だけで涼しくなるのかなぁ

<strong>Cさん</strong>
Cさん

シンプルにダサくない?

 まったくそんなことはありません! それどころか、ファン付きウェアはこれ以上無い暑さ対策グッズだと思います。実は、わたしもはじめマイナスイメージをもっていました。小さなバッテリーとファンでどの程度の風力を生み出せるのか、継続時間はどのくらいなのか……不安になりますよね?

 不安を抱えつつ、仕事仲間に勧められはじめて現場で着用してそのイメージが一転。あまりの効果にすっかりハマってしまいました。いまのわたしが夏大活躍する暑さ対策グッズランキングを作るならゼッタイ――

<strong>犬物語</strong>
犬物語

・第3位:扇風機ジャケット!
・第2位:空調作業着!!
・第1位:ファン付きウェア!!!

 としてしまうくらい大助かりの神アイテム。とくに農業建築業工事現場など屋外での仕事が多い方は共感できるのではないでしょうか?

 今回はわたしが感じた感動を、少しでも多くの方に伝えられればうれしいと思い記事を書きました。本当の意味で『魅力』を知ってほしいので、ここでは正直に『ファン付きウェアのメリットとデメリット』を書いた上で、アナタに選んでほしいファン付きウェアの魅力を書いていきたいと思います。

最も高級かつ高性能志向なブランド『武蔵野ユニフォーム』さんのファン付きウェア

Bitly

ファン付きウェアのメリット

 わたしの経験で感じた魅力、仕事の仲間が口にした感想などを交え、ファン付きウェアのメリットを紹介します。

汗のかき具合・乾き具合がダン違い

 毎日が天日干しな農業関係者にとって汗をかくのは日常茶飯事です。同僚や先輩のなかには着替えを何着も用意する方もいました。わたし自身も汗っかきで、ファン付きウェアを試す前は「意味無さそう。逆に暑くね?」なんて思ったものですがいざ着用してみると世界が一変。ただ風が吹いているだけなのに汗のかき具合、乾き具合がまったく違ったのです。はじめて着用しウェアを脱いだ時、その下の服に汗ひとつ付いてなかったのを今でも覚えています。

涼感がスゴい

 暑さ対策において最も重要な要素ではないでしょうか? 驚くことに、ファン付きウェアを着込むと風が気化熱を生み出し、実際に涼しく感じるのです。ウェアの要所にはヒモがあり、それを閉めることで風を誘導してやれば好きな箇所に風を送ることができます。

洗える

 ファン付きウェアはファン部分だけを取り外し可能で、通常の服と同じように洗濯できます。ただし、素材が綿チタン加工などの場合縮んだり劣化してしまう恐れがあるため、洗濯用ファスナーを利用するなどの工夫をしたいですね。

コスパが良い

 いやいやちょっと待てと、ファン付きウェアがそんな安いわけないじゃんと、そう思ったのではないでしょうか? 確かに、多くの店舗、通販サイトなどでは『10,000 ~ 20,000円』、高級志向の商品では3万円超など手が出にくい価格設定ではありますが、これ一着さえ購入してしまえば、屋外作業での暑さ対策はほぼ完了したようなものです。

 暑さ対策の基本と言える水分補給ですが、それに慣れてしまうと「暑いからジュース飲も」という習慣がついてしまい、ついつい細かい出費が重なってしまうかもしれません。水分補給といっても『』だけの補給は低ナトリウム血症を引き起こすため逆に危険とも言えます。環境省の『熱中症予防情報サイト』によれば、塩分濃度0.1 ~ 0.2%程度の水分摂取が良いとされています。

環境省、熱中症予防情報サイト
 当該ページは こちら

 熱中症対策は『身体を熱くさせない工夫』が必要で、水分補給はその最たる手段です。ファン付きウェアはたった1度の出費で暑さ対策が完了でき、細かな出費がかさむジュースと違い何年も継続して使用可能です。ファンを動かすための電気も『強 ~ 弱』設定があるのでお好みに合わせて風量を調節でき、弱設定だとバッテリーの消費が少なくエコになりますね。

ファン付きウェアのデメリット

 ここではファン付きウェアを使っているうちに感じた問題点や注意点、その対策などを紹介します。

風がある日は効果を感じにくい

 扇風機より強い風がある日はウェアが逆に邪魔に感じてしまうかもしれません。とはいえ、風が常に吹いてることはないためよほど強風の日でない限りファン付きウェアを用意するのが吉でしょう。わたしは晴れの日は常にジャケットを着込み、風が吹いてもそのままでいます。そのほうが安定した風力を得られる点で素晴らしいですね。

 とはいえ、自然の風よりも強力な風がほしいですよね? 圧倒的な風力を求めるなら、優良ブランド『Kogeegoo』さんのファン付きウェアをオススメします。15vハイパワーバッテリー、日本製の高品質ブラシレスモーターがタッグを組み爆速の暴風を生み出します。

Bitly

充電残量を気にしてしまう

 ファン付きウェアは仕事用として重宝しますよね。ということで、理想としては1日(8時間)稼働し続けるのが理想ですが、バッテリーをフル充電にしたとしても常に最強設定だと間に合わないことも。わたしが使っている作業着は大丈夫でしたが、使った際「あれ? もうバッテリー切れじゃん!」なんてことがないように、稼働時間が長いファン付きウェアを選びたいところですね。

 仕事上使用する場合、最低でも8時間稼働できる商品を購入しましょう。商品カタログに、風力ごとの稼働時間目安が表記されています。説明文をよく読んで、同じ8時間でも『“で8時間持ちます』なんて書かれていないか注視しておきましょう。スペックは要確認ですね。

 その点、多くのファン付きウェアを取り扱うブランド『LWXFYY』さんが出品する商品は、持続稼働時間最長40時間超と非常に長持ちする商品です。1日充電を忘れても大丈夫というのはうれしいですね。防水処理が施された生地は通気性バツグンで、常に涼しい風に当たることができます。

Bitly

インターネット利用の場合フルセットを購入し損ねる場合も

 なにも考えず安い商品を通販でポチッたら――

<strong>男性</strong>
男性

え? ウェアだけで扇風機は別売なの?

 なんて事になりかねません。お店で購入せず通販などを利用する際は、必ず『ウェアファンバッテリーセット』一式で購入できるか確認しましょう。総じて、一式揃った場合の相場は『10,000 ~ 30,000円』程度になります。価格だけに注目し「これ3,000円で買えるの!? やった!」なんて早とちりせぬよう、くれぐれも気をつけてくださいね。

ファン付きウェアの活用術

 仕事現場のみならず、ファン付きウェアは様々な可能性が秘められています。仕事に趣味にプライベートに、もしかしたら思いもよらない活用術が隠されているかもしれませんね。そのほか、ファン付きウェアをさらに活用する術をご紹介。

仕事
  屋外での作業、室内で冷房を使えない場合など
趣味
  ランニング、キャンプなどの屋外レジャーなど
プライベート
  スポーツ観戦、街中で着込み注目を集めるなど

風通しが良い服装にしよう

 裸一貫でファン付きウェアを着用できるなら良いですが、のっぴきならないイロイロな事情で不可能ですよね? つまり、ジャケットを着用する際は風通しが良い服装にすることをオススメします。服はファン部分を取り外せば洗濯可能なので、プライベートな場所では直着用もアリではないでしょうか?

水分補給も工夫しよう

 ファン付きウェアは『身体を熱くさせない工夫』としてピカイチですが、それとは別に、普段からの暑さ対策も必要ですよね。飲みのもはジュースよりお茶、激しい運動を伴う時はスポーツ飲料を用意しましょう。ジャケットは外での農作業など、日差しに長く当たる、すぐ水分補給できない環境下にある場合重宝します。

 暑い日はエアコン、扇風機、水分補給など基本的な熱中症対策を行い、それにプラスαでファン付きウェアを着用しましょう。元気に熱い夏を乗り切っていきたいですね。

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