【日光市】東武鉄道”SL大樹”に乗ってきた【前編】

YouTubeチャンネル、SL大樹【公式】:投稿動画より

SL大樹乗車イベントに参加! 地元民ながら蒸気機関を初体験してきました

 地元の会にて『SL大樹』を乗ろう! 的なイベントの参加者を募集していました。実は数年前から幾度かこういった催しがあり、たしかSL大樹が一般公開する前に『試乗会』的なものも地元民限定であったような覚えがあります。当時のわたしはSLというものに興味がなくスルーしていたのですが、今回蒸気機関車を体験してみよう!と参加することにしました。

 ということで、今回はSL大樹を体験した話を書いていこうと思います。

 諸注意今回の記事は“完全な個人的な日記”になります。で、内容がちょっぴり長くなってしまったので今回は『前後編』の前編になります。

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 後半:SL大樹初体験後編(鬼怒川観光~SL展示館・転車台広場まで)は こちら

1日フリーパスで日光・鬼怒川を骨の髄までしゃぶりつくそう

 今回利用したのは12月19日(日)の『SL大樹7・8号』です。それぞれの運行時間は以下の通りですね。

SL大樹7号
  14:55、下今市駅発 ~ 15:32、鬼怒川温泉駅
SL大樹8号
  16:43、鬼怒川温泉駅発 ~ 17:18、下今市駅

 わたし(犬物語)根っからの地元民ですし、近くに『大桑駅』というSL大樹が通る駅があるので、大樹に乗る前に電車で下今市駅まで向かっちゃおうか? と考えましたが迷った末車を選択。主催者が用意した下今市駅近くの駐車場へ車を停めました。

<strong>犬物語</strong>
犬物語

車で日光に来て、日光から日光に電車で通って、また日光から日光へ電車で戻って、最後は車で日光に帰る――わたしは何をしているのだろう?

 ちなみに、ここ数年は『新型コロナウイルス感染症』が猛威を振るう世界でしたので、わたしは犬の散歩以外はほぼインドア派な暮らしをしていました。そういう事情もあり、今回のSL大樹乗車イベントで久しぶりに知り合いと会うことになったのですが、その知り合いから感動的な言葉をいただけたのでご紹介します。

<strong>知り合い</strong>
知り合い

すごく痩せたね!? 見違えちゃったよ!

 ――はい、とても、すっごく、めちゃくちゃうれしかったです。最後に会話した時、わたしの体重はまだ3ケタでしたねぇ。以前ダイエットに成功した実体験も記事にしているので、気になった方はそちらを参照していただければ幸いです。

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 糖質制限ダイエットの成功体験談は こちら

 大桑駅は、SL大樹の撮り鉄絶景スポットである『倉ケ崎SL花畑』の最寄り駅でもあります。駐車場がありますが、休日は混雑しガチですので電車を利用することもおすすめですね。

 さて、電車に乗るのですから『乗車券』が必要ですよね? そこで主催者から頂いたのはハガキサイズのでっかい乗車券。え、これ機械とおるの? と思ったらこれは係員に直接見せて通るタイプのものらしく、後で調べてみたら『日光・鬼怒川エリア 鉄道乗り放題きっぷ』だとのこと。

 1日500円(子ども250円)という破格の値段ながら『東武日光 ― 下今市 ― 新藤原』を1日乗り放題というサービス精神旺盛なチケットでございます。ただし、このきっぷを購入するには以下の駅で購入する必要がありますのでご注意ください。地元民が友人と1日あちこち遊び回りたいとか、浅草から下今市までは別のお得なプランを利用しそれからこちらのきっぷを買うなど活用術はいくらでもありそうですね。

・下今市駅
・日光駅
・東武日光駅
・鬼怒川温泉駅

 ついでに東武鉄道さんが発行している利用に便利な特殊きっぷもご紹介します。以下のリンクからどうぞ。

東武鉄道
 お得なきっぷ情報に関しては こちら
 日光・鬼怒川エリア 鉄道乗り放題きっぷについては こちら

SL大樹の中へ

 SL大樹は『下今市 鬼怒川温泉駅12.4キロの道のりを37分かけて走行します。通常20分弱で到着すると考えるとけっこうなスローペースですね。東武鉄道さんが掲げる『It’s SLOW time』にふさわしい、車窓からの景色をゆったりぜいたくに楽しむための時間です。そして、SL大樹の旅はそれに違わない魅力に溢れていました。

 レトロな雰囲気漂う『驛市今下』のホーム。階段や通路では昭和のポスターやSL大樹を走らせるために各企業が努力したことなどが記されていました。そのどれもを紹介するのは難しいですが、SL大樹はたくさんの企業から『譲渡・借受』をした上で成り立っている企業間を超えたプロジェクトのようです。

 売店には当たり前のように『大樹グッズ』。キーホルダーやアイロンがけで着けられるワッペンなど面白い商品がたくさんでしたね。個人的には大樹の姿を模したお弁当が気になりましたね。お値段2000円の鱒寿司が内蔵されたSL大樹“川の幸”を頬張りつつ、大谷川を眺めるのも良いですねぇ。

 みなさんも大樹をご利用の際は記念品としていかがでしょうか?

東武鉄道
 SLグッズは こちら
日光鱒鮨本舗
 SL大樹駅弁については こちら

日光の車窓から

 わたしが乗車した1号車は青いシート、すべて前方を向いていますが手動で回転できるタイプのものでした。日曜日ということもあってかお客さんがいっぱいいて、喧騒ですこしアナウンスが聞こえにくかったのが残念。

<strong>犬物語</strong>
犬物語

こんどは個人的に、平日に乗ってみようかな?

 さてさて、SL大樹を乗車する際はちょっとしたサプライズが仕掛けられています。なんと地元民が大樹に向かって手を振ってくれるんですよね。SL大樹が運行開始した時期から日光市では「大樹に手を振ろう!」的なキャンペーンをやっていたのですが、それが地元民に浸透した感じです。かく言うわたしも大樹に向かって(犬といっしょに)手を振り回しているクチです。たまーにSL大樹のアナウンスでも紹介されるような“名物人”もいます。

 いつもは『手をふる側』だったのですが、車窓から笑顔で手を振られてみるとなかなか、心にグッとくるなにかを感じました。

<strong>犬物語</strong>
犬物語

この気持ち、まさにプライスレスだね!

 駅員さんから乗車チケットを確認してもらい『乗車証と記念品』を頂きました。SL大樹7・8号それぞれ別のフォーマットがありまして、7号ではわたしが犬のさんぽでよく通る『日光杉並木二重並木』が、8号では『日光金谷ホテル百年ライスカレー』が掲載。それぞれの詳細も語られ地元民としてちょっぴり誇らしいですね。とはいえ毎日のように歩いてる場所ですから、そこまで“ありがたみ”を感じることはないのですが……。

 乗車中、駅員のアナウンスによる日光観光紹介が行われていました。SL大樹についても解説があり、喧騒のなか聞こえにくかったのですが、わたしが聞き取った内容は以下のような感じでした。

・1度の運行に使用する石炭量は1.5トン
1キロ走行で150杯も石炭をくべる必要がある
・重労働なので石炭をくべる側の腕だけが異様に鍛えられる
・”鬼滅の刃“作品関連で、マスクやはっぴなどのコスプレ乗車も見かける

 定かではないので、気になる方はぜひSL大樹に乗車いただきまして、実際に駅員アナウンスを聞いてみてはいかがでしょうか?

大樹はつづくよどこまでも

YouTubeチャンネル、SL大樹【公式】:投稿動画より

 鈍行でのんびりしていますが、鬼怒川への道のりで地元民が用意したたくさんのスポットがあるのでタイクツすることはありません。個人的に楽しかったのは『大桑駅 小佐越駅』の間にある『16羽の木彫りふくろう』です。それぞれのスポットに到着したら大樹が汽笛を鳴らしてくれるのでスルーしてしまう心配もありません。

 電車の窓から見た日光市は普段の景色とはまた違った姿を見せてくれました。日光市の魅力を新たに確かめつつ、そこにSL大樹という新たなシンボルが加わってよりハートフルな旅を体験できること受け合い! こちらのブログを見に来てくれた方、これをきっかけに日光市民と心の交流を深めてみてはいかがでしょうか?

 後半では鬼怒川散策、イルミネーションを体験するSL8号での出来事、さらにSL展示館・転車台広場での体験を書いていこうと思います。日光市は魅力がたっぷり詰まった一大観光都市です。冬の時期は観光客も落ち着き、逆に言えば冬の時期は日光の魅力を独り占めできるチャンスだったりします! ぜひ、ご家族恋人などといっしょに訪れてみてくださいね。

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 後半:SL大樹初体験後編(鬼怒川観光~SL展示館・転車台広場まで)は こちら

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